2009年2月27日金曜日

今はなき(?)長靴スキー

しんとした仕事場。外は雪混じり。

先日久々にスキーをしたこともあり、
懐かしのスキーについての回想。

ブーツとビンディングの付いたスキーを
初めて履いたのは小4の頃だった。
滑りやすくて、いきなり上手になったような気がしたのを、
覚えている。

ではそれまで、どんなスキーを履いていたのか?
(雪国の子供にとって2~3歳頃から、ちっちゃなスキーや
そりで遊ぶのはほとんど当たり前なので)

実は、ゴムの長靴を履いたまま、
かかとの外周に沿って、
バネのようなもので長靴とスキー板を固定する
「長靴スキー」(と呼んでいた)というものがあったのだ。
※もうかなり前から見かけなくなった。
スキー板自体は、普通の長さで木製。
板自体に、大きな違いがないのだが、
足元の固定がきちんとできない分、
逆に難易度が高くなる。

けれど、ブーツのスキーセットほど高くないので、
自分が子供の頃は、小学生の多くは、
この長靴スキーを履いていた。
たぶん小学校に入った頃からだと思う。

※因みに、学校の授業でスキーの時間があるので、
持っていない子はいなかった。
たいてい、学校にスキーセットを置いておいて、
週末家族でスキーに行く予定があれば、
いちいち持ち帰っていた。

もっとカジュアルな、
短くてプラスチックで、長靴を履いたまま
ビニールのバンドで止めるミニスキーというのもあった。
これはちっちゃな子供でも遊びで履けるもので、
今もあるんじゃないかなと思う。
家の前にも、小さなスキー山があって、
普通に毎日のように遊んでいたのだ。


1時間以上かかる学校の行き帰り、
スキーのセットを持っていったり、
持ち帰ったりするのは、
かなり大変なことだった。雪道だし寒いし。

しかも東京じゃ考えられないけど、
スキーウエアの上下のような格好で、
小学校は登下校していたんだよね。
昔は、今より、ものすごくたくさん雪が降ったし
いつも積もっていたし。

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