2009年3月17日火曜日

どこででもなんでも2

昨日の続き。

25歳の頃、ロンドンに行った。
その時に見たものが、
「どこででもなんでも」の発端になっていると思う。

たまたま見たのかもしれないけれど、
ロンドンで、人々は、どこででもなんでもしていた。

普通に町中でキャンプ(ホームレスっぽくはない)したり、
ラジカセで音楽を聴いたり、
電車でご飯食べたり、
フルートやギターの練習をしたり(これは演奏活動というより、
本当に練習しているように聞こえた。
もちろん演奏活動してる人もいたが。)

貧乏旅行だったので、
食事もほとんどバーガーキングか
フィッシュ&チップスだったので、
私と友人は早速まねして、移動しながらの
食事が当たり前になった。
チョコバーみたいなものもよく食べた。
何しろ、食費は一日約300円だったから。

それで、何でだか、
帰ってからも普通に、
歩きながらや、電車での食事は、
全く平気になった。
というよりむしろ、夕飯以外は、
移動しながら食べた方が、
または何かしながら食べた方がよいとさえ思えてきた。

さらには、
「人に迷惑をかけなければ、
人から、どんな風に思われてもちっとも気にしない。
そんなことは、自分が好きなように生きることに比べたら
本当に些細なことだ。」

30歳ぐらいまでに、
この哲学を確立していくことになった。

18歳まで育った街は、
知り合いが多くて自分の行動で
家族が恥をかくこともあったから、
何でもするわけにはいかないという環境で育った。

でも東京は違う。
そんな風にして、私は好きなときに、
好きな場所で、好きなことを、可能な範囲で、
行う自由を得たのだった。。。
だからいつも、いろいろ持ち歩いていて荷物が多い。。。

随分、大げさな宣言のようになってしまったが。。。

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