2009年3月3日火曜日

湯船で考えたこと

ジムにばかり行っていたので、いつもシャワーだった。
湯船に浸かるのは久々。
「死の家の記録」はもう残すところ少しになった。
囚人達の暮らしを読んでいて考える。
囚人のことに限らないけれど、

逃げてごまかして見ないふりして、
死んでいく人生と、

向き合って傷ついて這い上がって、
なんとか良くなろうと頑張り続けて、
死んでいく人生。


どちらも結局、苦しいことに変わりない気がする。
幸せなんてのは、つかの間の夢のようなもので、
最終的には老いて、弱って、いろんなものを無くして、
結局いなくなる。


ただ、前者の人生は、若いうちはなんとかなるけど、
年齢を重ねるにつれてつらくなっていく気がする。
そして、そんなには長生きできる気がしない。


違いをしいて挙げるなら、後者の人生の方が、
やり遂げた感、達成感、満足、
そういうものがあるかもしれない、けど
死んだら結局は無なんだけど。

ま、とはいえ
やっぱりやるだけやったな、と思って死にたいな。

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