先日すでに、電話でおめでとうを言った。
少しだけ、まじめな語り。整理されていなくてごめんなさい。
昔は、父に対して、いろんな思いがあった。
正直に言うと父の仕事のことも好きになれず、
物の考え方もうまく伝え合うことができなかった。
母と話すようには、意思の疎通ができなかった。
今は、大きな期待をやめて、
年の離れた男友達のような感覚で、
つきあうようになったので、少し仲良くなれた。
帰省したときは、ふたりでデート(といっても食事だけど)する。
いま、どんなことをやっていて、どんな悩みがあるのか、
友達同士みたいに話すようになった。
年齢を重ねていくと、人間関係というのは、
友人とか恋人とか仕事関係とか同級生とか、
どこに住んでいるとか、男とか女とか、
親とか子供とか、ほんとうにすべてが同じだと思えてくる。
心の中に生きている人と、コンタクトを取って、
会ったり、話したり、その人のために何かしてあげたりする。
そういうシンプルな形に一本化していくと思う。
セックスだのプレゼントだのはオプションのようなものだ。
お祝いに、何か欲しいものはない?と聞いたけれど、
いつも特にいらないという。
たまに電話してくれればいい、
たまに帰ってくればそれだけでいいという。
プレゼントやおいしい物を贈ることも無駄ではないし、
嬉しくないわけじゃないと思う。
ただ、年齢を重ねて、しみじみ思うのは、
誰かのために時間を割く・使うことがいちばんの、
ギフトだと感じるようになった。
父も、母も、
私に対して(働いていた時間も含めて)
本当に、たくさんの時間を割いてくれたんだなあ‥
と改めて感謝。
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