2010年1月16日土曜日

センター試験だったんだね。

人生の一大事。
私の時は「共通一次」。懐かしい。
そのせいでかポータルが重い、重い。。。

まだネットで解答が即時に見られない頃だから、
翌月曜に、クラス全員で採点したんだ。

クラスの95%は国公立志望だったから。
私も完全に、浪人できない国公立一本。

採点中に、英語と日本史結果がすごくて、
涙が止まらず、教室を出て行った記憶がある。
14の頃から決めていた東京行きは、
もう叶わないと思った。でも受験した。
そこから二次試験までの猛勉強は、
もう二度とできない芸当。
たぶんほとんど気が狂っていたはず。
※だって数3まで全て含む数学1教科のみだから。

で、今こうして、
東京の大学を卒業して、やりたかったことが
少し違った形にはなったけど、できている。

どこの学校に行って、誰と出会うかは、
本当に大切なことだ。

でも同時に、
どんな状況、アクシデントも、
すべてを受け入れて、自分が強くなれば、
どんな結果でもプラスに変えていけると思う。

そういう意味では、
受験がどうなっていたにしろ、
今の自分は、結局現在と近いところまで、
きていたんじゃないかと思う。

職種もほぼ決めていたんだし、
なんとなく、目的地までは
いろんな行き方はあるし。

私の持って生まれたものも、心のありようも
粘り強さや飽きっぽさなどのキャラクターは
あまりぶれないわけだから。



進研ゼミの広告で、
「この時期、めちゃくちゃ勉強するのがかっこいい」
的なコピーを駅で見たけど、本当にその通り。
頑張りすぎ、なんてない。
本当に受験の時しかできないんだと、
あとになればなるほど痛感する。

でも、もう二度と、あの頃、
体中から切っ先の尖ったナイフが生えていて、
中には胎児のようなナイーブな心があって、
虚勢を張りながら、
心の中は傷つき、毎日必死にサバイブしてた頃に
戻りたいかと言われると、
ごめん被る。

暴れ出してしまいそうな感受性を、
柵の中に押し込めておくのに必死だったんだ。
猛獣と猛獣使いを兼任して進む、
そんな17、8歳だった。

もう、あの頃に対する後悔はいっこもないけど。
きっと人が最も生きづらい年代何じゃないかな。
あの時期としっかり向き合い、
味わって、成長していけばなんとなく、
そのあとは大丈夫な気がする。

未来の種がいっぱい。
私はもう、ほとんど6割ぐらいは蒔いてしまった。

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