今、住んでいる場所。
その両端には窓。
リビングに面した窓は、新宿の景色が見える。
もう一方、仕事場の窓からは、西の方、
天気が良ければ富士山が見える。
昼間、少し仕事をしてしまったけれど、
(急ぎの仕事のコピーの修正対応)
夜は早めに入浴して、
ワインとつまみとで音楽を流してゆっくり飲む。
さっきまでPCも遮断していたんだけど、
なぜかこれを書いている。。。
今日買ってきた本が傍にある。
柴田元幸の「ケンブリッジサーカス」
笑っちゃうぐらい軽いところもあるのに、
時々ほろりと、どこか深くて、
彼のエッセイはとても好きだ。
そう、それから今日は、
歌も歌った。
もう壁が薄くないから、
結構な夜更けに歌っても大丈夫。
10代の頃は歌をたくさん歌っていた気がする。
田舎すぎて、人がいないので、
夜更けに外に出て歌うこともあった。
湿った夜の空気の中で夜空を見上げたり、
海まで出かけて(ほんの5分だから)、
考え事をしたり、歌を歌った。
あの、若い頃特有の、
淋しさや苦しさからは解放されて、
こうして今、ここで思い出している。
学校の中でも、家の中でも、
勉強でもお金でも家の状況でも人間関係でも
なんだって一大事で、
悩んで考えてばかりだった。
どこに行って何をすればいいのかも
分からなかった。
あの頃が、今につながっていることが
分かればもっと安心できたのかな?
そうはいっても10代の頃のことは、
もう、箱詰めしてしまってあるけれど
最も大切なもののひとつだ。
いま、とりあえず、
ひとつの場所にたどりつき、
また、新しい場所に向かおうとしている。
かっこよく、のんびりと、
中年から老年に向かっていくのだ。
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