2010年4月4日日曜日

人が深く人と関わることは、

昨夜は1年半以上会っていなかった、
長野の友人が泊まりに来る。

10以上年下だけど付き合いは長い。
仕事のことや先のこと、恋愛の話など、
お互い刺激になる話をする。

人が人と暮らすことの話。
特に長く関係を維持していくことの困難さに
ついて話しているうちに、
考えがまとまっていった。

どちらかがうまくいったり、ダメになったり
という波が必ずあって、
その加減をお互いわかり合い、
歩み寄って続けていくことは、
なかなかうまくできるものではない。

自分が、好奇心が強くて変化を求める時期に
安定志向の相手がつまらなく思えたり、
逆に出産をしたり家庭的に安定したい時期に、
相手が好きなことを続けたり、留学したがったり、
外に向かって開いていく時期だったり、

どちらかが仕事で成功すれば、
必ず嫉妬心は生まれるし、
男と女が、ある意味平等的な扱いになりつつある今、
ひとり対ひとりの競争になっていく。

家事を分担すれば大丈夫とか、
どりらかが主婦業に専念すればうまくいくとか、
そういう単純な話じゃない。

たくさんの人と知り合いたい時期もあれば、
パートナーと深く関係を築きたい時期もある。
そして、最も根源的な部分は、
人は変化するという、そこにつきる。

考え方が変わる。そして、
好きだった人に興味が無くなる。
好きじゃなくなる。
それは自然な流れだ。

でも諸行無常は寂しい事じゃないと思う。
いまは。

さらには、彼女の作品を見せてもらい、
また自分が、
やろうとしていた新しいことについて
実際に深く考えるきっかけにもなった。

あと2つか3つは何か新しいことを、
10年のスパンで始めたいと思う。

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