2011年1月3日月曜日

「未来世紀ブラジル」




友人の薦めで観た。
たぶん映画ファン、SFファンなら外せない名作。
公開から25年くらい経っているから、
歴史の浅い映画の世界でなら、
時の洗礼は既に受けたといっていいだろう。


正直、細部まで分かったとは言い難いし、
最初はついていくのが難しかったけど、
後半は面白くて集中していった。

テーマは古典的だけど、
セットや衣装、映像、ユーモアセンスなど
さまざまな手法や実験がされていて、
まさにいろんな楽しみ方ができる。

夢の世界をパラレルに描いて、
現実とあやふやになっていくところなんて、
古典的ではあるが、やはり重層的に
テーマを表現するのに効果的に働いている。

しかしあと2回は観たい作品だと思った。
イマジネーションが縦横無尽に広がる、
こういう作品が真に後に残っていくんだろう。

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